熱海観光


新旧どちらも熱海の魅力

奈良時代より湯治の地として愛されてきた「阿多美」は江戸時代に「熱海」へ。海と山に挟まれた丘陵地である熱海は坂が多いという不便さはありますが、見晴らしに優れているという良さもあります。近代は東京からの保養地「昭和の温泉街」として広く知られ、ここ最近では「レトロ+お洒落で便利なリゾート地」として更に発展を続けています。

熱海サンビーチ

熱海を代表する名物スポット。海外の高級リゾートを思わせるような雰囲気があり、夏は多くの海水浴客でにぎわいます。照明デザイナー石井幹子氏が手がけたビーチのライトアップが幻想的。初夏にジャカランダが咲き誇る遊歩道もおすすめ。

熱海親水公園

サンビーチから南に続く親水公園。地中海のリゾートをモチーフに整備され「恋人の聖地」として認定。テラス尖端には、恋人達が愛を誓い合う事の出来るモニュメントがあり、縁結びスポットとしても人気。

お宮の松

明治時代に大ブームとなった尾崎紅葉の小説「金色夜叉」。熱海サンビーチ沿いにある「お宮の松」は、貫一とお宮の別れの場面の舞台となった場所。許しを請うお宮と、それを拒否する貫一の像は写真スポットとして大人気。

熱海七湯

熱海に自噴していたという、七つの源泉を復元したモニュメント。七湯は、「大湯間欠泉」「河原湯」など。熱海銀座界隈に位置しスタンプも用意あり。「小沢の湯」では高温の蒸気を利用し、ゆで卵を作ることも。


MOA美術館

2017年にリニューアル。尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」など約3,500点を収蔵・展示。豊臣秀吉の黄金茶室や能楽堂も鑑賞可能。7万坪の敷地には趣の異なる5つの店舗があり、アートだけでなく絶景、美食も楽しめる人気スポット

熱海梅園

当館の更に山手にある梅園。明治19年に開園。今では約730本の木々が配されています。暖かい気候の影響で梅は年末ごろから咲き始め“日本一早咲きの梅”として、紅葉は“日本一遅い紅葉”として知られています。

アタミロープウェイ

“日本一短い”ともいわれる約3分間の空中散歩。頂上は八幡山。百万ドルの夜景と呼ばれる熱海市街を眼下に、房総半島や伊豆大島が見えることも。恋人たちのメモリースポット「あいじょう岬」も密かな人気。


來宮神社

平安初期の征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦の勝利を祈願した神社。本殿裏にある樹齢約2,000年の大楠は周囲約24mの迫力。一周すると寿命が一年延びると伝えられ、縁結びや禁酒、商売繁盛などにご利益があるとも。

錦ヶ浦

突端の魚見崎から約2kmに渡って切り立った断崖が続く景勝地。雄大な景観を楽しみながら遊歩道を散策。初島を見渡す展望台もあり、映画やドラマのロケ地としても知られています。

熱海城

1959年に、桃山様式で建てられた観光スポット。外装5層、内部9階の高層建築であり、天守閣から海抜160メートルの360度パノラマの眺望が楽しめる。城内には「日本城郭資料館」「武家文化資料館」など様々な施設があります。


走り湯

珍しい横穴式の源泉。1300年以上前に発見された、日本三大古泉のひとつ。湯が山中から、海岸へと飛ぶように走り落ちる様から「走り湯」と呼ばれるように。現在も奥行5mの洞窟から70度の湯が、一日7,000トン湧き出る神秘的な光景が見られます。

起雲閣

1919年に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸。戦後に旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など、日本を代表する文豪たちに愛されました。現在は熱海市指定有形文化財として一般公開されています。

初島

熱海から約10キロの位置にあり、住民は約200人。高速船で25分、周囲約4キロの島内には、初島アイランドリゾートや、初島灯台、お初の松といった見どころあり。釣りやダイビングなどのアクティビティ、新鮮な魚介グルメも楽しめます。


澤田政廣美術館

熱海出身の文化勲章受章者・澤田政廣の代表作品を集めた美術館。木彫作品をはじめ、絵画・墨彩・陶芸・版画・書など、 あらゆる領域にわたった芸術作品を展示。ステンドグラス「飛天」の下で手をつなぐと「いつまでも幸せになれる」とカップルに人気のスポット。

姫の沢公園

熱海市内の山間部に位置する108ヘクタールの面積を有する都市公園。「日本の都市公園100選」に選定。四季折々の植物が楽しめるとともに、アスレチックやハイキングコースが整備され、自然との触れ合いを通したレクリエーション活動ができます。

十国峠

十の国と五島が見えたことからその名がついたと言われる十国峠。日金山の頂上は、北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾の景色が広がります。山頂へはケーブルカーが往復。姫の沢公園から約1時間半、自然を満喫しながらのトレッキングで訪れることもできます。